ぬいぐるみの病院:ジョイントの締めつけ

 

イギリスベアのスーティータイプ。

ジョイントが緩くなって、首が傾いてしまってました。



こんな感じ。

背中を開けて、ジョイントを締めていきます。

 

 

まずは背中を開けて、中綿を抜きます。

中綿はグレーの綿状の物でした。かなりかたく詰まっています。

 

 

ジョイントはこんな感じ。

まずは一番気になっていた首のジョイントを締めました。手脚のうち3本も緩いので、同じように締め上げます。

 

 

と、やってしまいました…腕のワイヤーを折ってしまいました。仕方ないので、ジョイントを交換します。

 

 

 肩を開けて、腕のジョイントを交換。

 

 

元の位置に取り付けました。

しっかり締め付けています。

 

 

全部のジョイントの締め上げが終わったら、中綿を元に戻します。綿自体に特に問題は見当たりませんでしたので、今回はオリジナルのものを戻しました。詰まっていた綿を全部元の状態に詰め込みました。

 

 

背中は通常の手縫い糸で綴じました。本体の素材がアートシルクという柔らかい生地なので、目附糸だと糸が目立ってしまいました。

 

 

耳も一部ほつれていたので、補修します。

黒の縫い糸で綴じつけました。

 

 

 耳完成。

 

 

これでお修理完了です。経年程度の状態までは持っていけたかなと思います。

可愛い子です。素敵なお家が見つかりますように。

春のお庭

今日はモヘアを染めています。グツグツ。

クリスマスローズのお花がちょうど終わりの時期だったので、クリスマスローズで染めてみることにしました。白系なので色が出るかわかりませんが。出なかったら他ので染め直します。

 

剪定前にお花の写真を撮りました。

いまはちょうど初春のお花が終わりかけて、春のお花が咲き揃ってきてる頃。

 

 

クリスマスローズ。

真っ白のお花が終わりに向かって緑や赤みを帯びています。

このお花で染めてみています。

 

 

10年もののヒヤシンス。

ユリ科は丈夫で毎年変わらず芽を出します。

今年の冬は暖かかったし、確か秋に肥料をあげたので、綺麗に咲いてくれました。

 

 

スイートバイオレット。菫の砂糖菓子に憧れて植えました笑

こちらも今年はお花多め。丈夫で、放っとくとどんどん広がっていきます。

 

 

ブルーチューリップ。原種系。

このチューリップの色みが好きで、たびたび植えています。

まだ満開じゃないので、もう少し楽しめそう。

 

 

原種系のアネモネ。

こちらも毎年花芽をあげてくれるので、去年少し植え足しました。

こちらはこれからが最盛期。まだまだたくさん咲いてくれそうです。



追記.

クリスマスローズで染めたモヘアはこんな色になりました。淡い檸檬色。

これで次の課題を制作します。

萩岩睦美展に行ってきました。

 

北九州に萩岩睦美先生の展覧会を観に行ってきました。日帰り。突貫。

小学生の時に「銀曜日のおとぎばなし」をみて、一気に惹き込まれ、ずっと大好きでした。

大人になってこんな機会ができるなんて、あの頃の私におしえてあげたい。

 

 

ミュージアム入り口へのアプローチ。

大きなイラストポスターが迎えてくれました。

 

館内は当然ながら撮影禁止で、撮影スポットだけ撮ってきました。

 

 

小さいポーは実物大サイズとのこと。10cmとかだったかな?

この小さい世界が大好きでした。

 

 

撮影スポットのキャラクターパネル。

「うさぎ月夜に星のふね」のトメちゃんヨネちゃんも大好きでした。

 

 

萩岩先生の作品がなんでこんなに好きだったんだろうと思ったら、

絵の可愛さはもちろんなんですが、どうも世界観がぴたっとはまっていたようです。

ヨーロッパを思わせる風景や人物の描写、描かれる植物の美しさや動物たちの可愛さ。

自分の好きなものがギュギュっと詰め込まれた世界がそこに展開されていたことに、今回改めて気づきました。萩岩先生の作品を読んで、そういう世界に興味を持ったところもあったかもしれない。それだけ私には影響の大きな出会いだったと思います。

 

子どもの頃、あんなに大好きで憧れた世界が、こうして目の前でもう一度展開されて、この世界を大好きだった気持ちがよみがえりました。私には、大人になってもう一度出会わないと、始められなかったのかもしれない。子どもの頃に戻れたらとか後悔はないけど、ここからこの好きだった世界の中で生きていけたらと思います。

ぬいぐるみの病院:目の取り付け

 

1950年代 ペディグリーの子(真ん中)。残念ながら片目がありません。

オリジナルの目ではなくなりますが、目を取り付けます。

 

 

まずは目の取り付け位置を確認。

今回、目の色・大きさ・位置をいろいろ探ってみたんですが、この子は結局オリジナルに近いかたちで取り付けることにしました。やっぱりオリジナルは完成されてるんだね。

 

 

残っていた目を外します。全く同じものは用意できなかったので。

オリジナルはすごくしっかり取り付けられていて、内側はハードボードで留められていました。メーカーの心意気がうかがえます。

このあとは通常の目の綴じ付けです。

 

 

ちょっと糸引き過ぎたかな?元のほうが可愛い気が笑

もうすぐお店に並びます。お家が決まらなかったら、もう一回付け直そうかな笑

 

ぬいぐるみの病院:中綿補充と目の綴じ付け

 

長らくお修理待ちで置いたままになってた子。

背中が開いて、中綿が一部抜けてしまっているのと、目がこれ、刺しただけの状態で固定されています。

 

まずは背中の縫合から。

 

 

開き口が狭かったので、少し糸を切って、中綿を充填しました。

この子は中綿が木綿だったので、化繊綿を上から補充。

 

 

今回、あたらしく導入したカーブ針で縫合してみました。

お医者さんみたいでテンション上がる笑

古い子は硬い子が多いので、まっすぐな針だとすごく布がすくいにくかったりします。

これだと背中の微妙なカーブも縫いやすい!

 

 

縫合完了。毛起こしで梳いたら縫い目はほぼわかりません。

 

次に目の綴じ付けですが、こちらは画像自粛して。

この子の目は、一般的なグラスアイを糸で綴じ付けず、刺しただけの状態でボンドで固定されていました。それでオリジナルの状態だったんだと思います。

目の位置の毛がカットされてるのと、接着剤の跡があるため、位置は変えず、オリジナルの目もそのまま使用。目の足元の針金を曲げてループ状にし、通常の綴じ付け方法で目付糸で綴じ付けました。

 

 

少し目が奥まって、可愛くなりました。刺しただけだと目の印象が強すぎたから。

もうすぐお店に並びます。素敵なご縁がありますように。

テディベア教室につきまして

 

添削課題のウサギのLopi。なんとか年度末に間に合わせることができました。

ウサギを完成させるのは初めてだったので、特にお顔が難しかった。左右対称には出来なかった。さっそく添削に送り出しました。

 

子どもさん対象の春休み教室につきまして、

開催する予定でいたのですが、2月に体調がすぐれない日が続いたりして、準備が間に合わず、今回は開催を見送ることにしました。楽しみにして下さってた方がいらっしゃったら、申し訳ありません。少人数でしたら対応できるかと思いますので、受講ご希望の方がいらっしゃいましたら、一度お問い合わせください。

夏休みは今のところ開催予定です。夏休みにはテディベアを制作するクラスも設ける予定です。夏休みの宿題にぜひご検討くださいね。

 

それから、レギュラーのテディベア教室につきまして、こちらはここで一旦休講とさせていただこうと思います。

初心者には初心者でないとわからない悩みがあると思い、悩みを共有しながらお互い成長していけたら、という考えで始めたテディベア教室でしたが、そういう需要はあまりなかったようで、自身の実力不足が一番の課題でしたので、一旦教室はお休みして、自身の技術力アップのために時間を割こうと思います。

4月から美術館ボランティアにも参加するので、そちらでいろいろ見聞きし、また考えも変わっていくかと思います。自身の技術力を磨きながら、どういう方向性で教室を運営していくのか、しっかり考えて、また時期が来たら再開しようと思います。短い間でしたが、お付き合いいただきありがとうございました。

修了しました。

 

美術館ボランティアの講習、無事に修了できました。

登録も済ませ、4月から館内ボランティアとして活動できます。

昨日は帰りによく行くカフェに寄って、お祝いランチしました。ケーキ付き。

 

講習は全体を通して、自分にとって興味深かったり、気持ちがわくわくするようなことが多く、今の自分はこういうことがしたい・興味があるんだなぁと自分で実感しました。

美術やデザイン的なことに本格的に興味を持ったのは大人になってからだったので、そういう学校教育を受けてないし、受けるための訓練を受けていないことがどうにもネックでした。短大(中退)はインテリアコースでしたが、当時は全然違うところを目指してたし、滑り止めで受けた学校だったのでそもそものモチベーションが低く、入ってから自分が絵が描けないことを思い出し、模型制作の課題にどこから手をつけていいのか全くわからないってなって、半年で行かなくなりました。美術的なことに対する知識が全く無かったのです。

プランを考えるのは楽しかったけど、先生が評価されたのは図面全体の絵画性で、長屋のプランなのに庭に平面的にフランス風庭園の装飾を美しく描いた絵が評価されて、あぁそういうことなの…と愕然としたものでした。今だったら評価のポイントは違うと思うけど。時代や環境が無かったのだと思います。

 

私は子どもの頃からは芸術的な環境に運がなかったけど、だからこそ子どもの頃に表現の自由であったり、自分が表現したものを認めてもらえる・批評されないことはすごく大事だと実感しています。美術館ではそういうところをすごく大事にされてるようで、あぁこういう環境で学びたいと思えました。

4月から実際に活動を始めて、どういう方向に向くかはわかりません。急に行かなくなることもあり得ます。

でも、少なくとも今は、美術館の活動で学んで、近い将来に自分の教室に反映できたらと思っています。

ミモザのリースを作ってきました。

 

もうすぐ3月ということで、ミモザのリースを作りに行ってきました。

いつもお世話になっている大阪・堺の八花堂さん。

八花堂さんは私の実家からほど近い場所にあるのですが、私たちのエリアというのはそんなお洒落なお店があるエリアではなく、八花堂さんはさらになかなかの渋い場所にあるのです。地の者からすると「なんでこんなところに⁇」なんですが、目のつけどころが違うんですよね。古さを生かしたとても素敵なお店です。

 

 

 

 

 

 

八花堂さんの他にも近隣には素敵なお店が増えていて、地元民としては嬉しい限り。私は地元があまり好きではなく早々に出てしまったけど、こうして好きになって、あたらしい価値を見い出して、また街をつくっていってくれてるっていうのは本当嬉しいなぁ。

 

 

お花が終わったあと、お昼ごはんを食べに久しぶりにチン電に乗りました。

旧堺というのは古い町並みも残っていて、本当は素敵な場所なんですよね。

久しぶりにかん袋。堺の和菓子の中でも一番人気の和菓子です。

いつも実家に行くだけでつまらない時間を過ごしてたけど、こうして足をのばしてみると、まさにあたらしい魅力を再発見という感じで、これからハ花堂さんに行くのがまた楽しみになりそうです。

 

青の羊個展「神の国」於 乙女屋

 

大阪・中崎町 乙女屋さんで開催中の青の羊さんの個展に伺いました。

私が伺ったのは初日。開店時間直後に到着しましたが、当然ながら並んで待たれていた方が多数。自分の順番までゆっくり作品を拝見させていただきました。

 

 

入ってすぐに、四大聖人のフレームや地蔵菩薩様。観音様は美しい日本画で描かれています。私は仏像なんかも好きなので、青の羊さんのこの手の作品群も好き。ご本人も仏様のようなお顔をされた方でした。

 

 

中央の壁面は絵画作品の数々。タッチもさまざまです。青の羊さんの作風の幅広さが伺えます。

 

 

今回も大人気だったくまドールたち。早くから並ばれていた方はみなさんくまドールをお迎えされていました。可愛いもんね。私もご縁があればと思っていましたが、今回はお迎えならず。お家の決まった子たちをゆっくり眺めさせていただきました。

 

 

ガラス戸棚の中には神の御使いドールたち。青の羊さんの作品は人形のお顔も仏様のよう。なにかこう、神々しいお顔をされています。くまドールもですが、ベースに仏画があるのが伺えます。私がお迎えしたのは小さな三人娘のひとり。お家に飾るのが楽しみです。

 

青の羊さんの個展は2月27日(水)まで開催されています。青の羊さんの幅広い作品群を関西で拝見できる貴重な機会です。まだの方はぜひ行ってみてくださいね。

トイピアノを買いました。

 

トイピアノを買いました。フランスのヴィンテージ品。

ソとラの音が少しずれています。そんなとこが味があって素敵。

 

ピアノを習ったことはありません。

まずは、きらきら星に伴奏をつけてジャズっぽく弾くという練習をしています。小学生のころの記憶を頼りに、左手で和音をつけてみたりして。

もういい大人なので、上達する必要もなく、上手に弾く必要もなく、自分の弾きたいように弾くだけ。なんて自由で、自由って楽しいんだろ。子どものころの自分におしえてあげたい。

 

最近、カメラを買ったり、車をかえたり、こうしてピアノを買ったり、少しずつ自分を解放できてる気がします。ずっと枠の中にギュッと押し込められてる、押し込んでるような気がしてました。やってみたくてでも出来なかったことに、少しずつ手を伸ばせてる感じ。40も半ば近くになって、やっと大人になれたのかも笑

来週は絵のワークショップに参加します。

私の最大のコンプレックス、絵を描くことにチャレンジ。楽しめたらいいなと思います。